一次試験を突破し、改めて気を引き締めつつ、ウキウキで塾へ向かった娘。
仲間5人中、自分ともう一人(誰かはわからない)が受かっているようです。
一番一緒に受かりたいお友達の合否はわかりません。
今日塾で会えるかな?
相手も受かっていれば、喜び会えるし面接の練習をお互いやることもできる。
もし相手がダメだったら?
一番真面目にコツコツやっていた子。
優等生。
どんな言葉をかければいいのか、どう過ごせばいいのかと娘はビクビクしながら行きました。
日頃ハイテンションなお友達だから、顔を見れば合否がわかると思うけれど。
仲良しの男の子は、仮にだめでも私立に合格済みだから、そっちへ行くと決めているので気持ち安心です。
まだ12歳だけど。
自分のことを手放しで喜べないぐらい、いい仲間、いいライバルに巡り会えたことが娘には幸せなことだなぁと思います。
これで相手を蹴落とすことばかり考えるような受験だったら、切ないです。
現に、東大コースを狙うような天才くんが学校にいますが、どんどんギスギスしてきたようで
「あの子がこんなこというなんて・・・」
とドン引きするような内容を教えてくれました。
追い詰められてるんだろうなぁ。
受験は魔物ですね。
ドラマで「名前をなくした女神」という受験ドラマをみたことがあったけど。
観ていた時は信じられなかったけど、リアルなんだろうなと今ならなんとなくわかります。
受験もスポーツも勝敗はあるけれど、蹴落として勝ち誇るんじゃなくて、お互いを称えあうような心をもった人間に育てていきたいなと思います。