掛け算のひっ算ができない小5長男。
計算が遅いだけじゃなく、間違えすぎでいよいよ本気で心配です。
20問やったら半分は間違ってる。
しかも4年生のドリルなのに・・・
何を間違えているのか、計算式を一緒に見て検証。
- 3ケタ×3ケタで、かける場所を間違えてる
- 繰り上がりを足し忘れている
- 繰り上がりの印に書いた数字が大きすぎて問題と化している
かける場所を間違えることに関しては、位の色を変えてどこを計算しているか明確にした。
学校でそんなこと、いちいちできない!っていうけど、まずは慣れないとどうにもならん!練習不足のせいということは、否めないからね~。
繰りあがりの数字は、より小さく書く、書く場所を変えるなど、工夫させた。
ここまでは悲しいけど、あるあるなパターンかな?として・・・
やばいのは次!
頭で出した計算の答えと、手が違う字を書いている!
もはや心霊現象。
妖怪のしわざ!?
脳の病気?
お手上げでしょーここまできたら・・・
さすがに困ったけど・・・
声に出して書くように言ってみた。
声にだして36と言いながら、25と書くのはきっと難しいはず。
人間、音の速さやリズムに自然と乗ってしまうものでしょう?
(これは縄とびをさせて気づいたこと)
学校でブツブツ言えない!とか文句を言われたけど、計算できないことが大きな問題なんだ!
最低でも小学生の算数ができないで、生きてはいけない!
と真剣に伝えました。
彼は勉強の重要性を理解していませんし、教えてもなかなかわかるものではないから。
それは自分もそうだったからわかります。
で、お試し。
計算ドリルを声に出してやらせました。
時間がかかっても、とにかく正確に。
ただの九九と足し算なんだから、できないはずがないんですよ。
機械のように、抑揚のない声でやっておりましたが、これが正解!
1問しか間違えませんでした。
よかったよかった。
心霊でも妖怪でも脳の病気でもなかったね!
ということで、しっかり集中してやるよう見張ってます。
もうママのメンタルがボロボロの勢いではありますが、反省する部分も結構あって。
長女には、幼少の頃から全身全霊、自分の能力すべてをささげる勢いで育ててきた。
今、自分が天国にいくことになっても、娘の子育てに悔いはないと言い切れます。
・・・かしかし。
長男には後悔しかない。
言っても響かない、どんなにいろいろ教えたくても聞いてくれない。
やらない。逃げる。
もういいやって私も思って、放った時期もある。
アホらしくて、次男を一生懸命育てたほうが有意義な時間を使えると思った。
そのツケが今なんだろうな。
今やらないと中学生になったら絶対ムリだし。
ヤンキーにだけはなってほしくないし。
彼は体力もないから、毎日縄跳びをさせてるんだけど、最近わかってきたんだ~。
彼のスキな曲をかけて、曲の最後まで突っかからないでやることが目標なんだけど。
それができた時には結構ノッてきてて、もっともっとと頑張るんだよ。
歌ってるから疲れを感じないみたいだし。
で、余計に練習してくれる。
次男も一緒についてきてやるんだけど、跳べないもんだから不満が多い。
ドリルやってる時の長男そのもの。
「できない!」「トイレ」「喉かわいた」「足にぶつかっていたい」「かゆい」
もう、うるせーよ!って感じなんだけど、次男だからほっておいてる私。
長男は自分のダメな姿とそっくりな弟をみると、腹が立つみたいで。
私がドリルをやってる時の長男に言う事と、そっくりなことを弟に言ってる(笑)
人のふり見て我がふり直せ、だよね~。
さて気分がよくなったところで、キライな計算ドリルなんだけど。
気分がいいから、はかどる。
はかどりつつ、ミスが減るといいな。
そんなわけで、長男のトリセツ。(改善の余地あり)
①ゲーム感覚で縄跳びをすることで、テンションをあげる
②疲れたけどウキウキした気分のところに、そこそこ簡単な問題で、できると勘違いさせる
③ページ数が進むことで、超オレ頑張ったかも!と思わせる
まぁ1学年下のことやってますけどね・・・
算数は積み重ねですから、急ぎつつ焦らず親もクリアさせていこうと思います。
明日死んでも後悔しない!と自分に言い切れるまで、本気で頑張ります。