続・ミニマリストになりたくて

ミニマリストを目指した数年前のブログを、時を経て「学んだ私」が書き直していきます。

昔の知恵と現代の知恵やグッズ、人間のもつ直観力、そして人との絆

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東北大地震では私たちが。

今回の北海道地震では両親や姉家族が、不便な生活を送っています。

 

今回、本当に何かに守られているなーっと感じたのがね。
直感力の強い私と母の感覚、亡くなった祖母の教え、これが活きたことです。

いろんなタイミング的な部分では、見えない力によって準備ができた今起きた災害。

ある意味、不幸中の幸いでした。

祖母は、真っ暗でもどこに何があるか分かるように!
という人で、徹底的にあった場所に物を戻すし、物をたくさん持たない人でした。
明治生まれだしね。
おかげで母もそのように育ち、私もそうなりました。

今回の地震は夜中の出来事。
あまりの揺れの大きさでベッドから起き上がれなかったそうです。
そして、ベッドの場所が一番安全ということも立証されたらしい。
懐中電灯の頼りない明かりだけで家を点検したそうですが、真っ暗でも歩ける生活が基本なので、怖くなかったそうです。
幸い、何も飛び出したり割れたりしていなかった様子。

また、私と毎日電話で話している母は、あとは何を捨てようかとか、今後どうすべきかなんていつも話していました。
で、帰省した時に驚くほど孫や本人たちの写真のパネルや額が飾ってあったから

「こんなに飾ったら地震きたらアウトだよ!危ないからすぐ減らして」

と言いました。
母は捨てたい、でも父が寂しいからとどんどん飾るので困っている。
いくら危ないといっても聞かない。と言っていました。
父に関しては、私が理由と共に一喝すると言うことを聞いてくれます。
昔からそう。私の言うことは聞いてくれるから、帰省した時に説得しておきました。

「食器も、私たちが帰省して姉家族も集まっても、結局使わなかったやつはいらないはずだよ」

そう。食器も、私たちが帰省してきたら不足するからと残しておくんです。
ありがたいけど、そんなにたくさんは使いません。
だから今回使わなかったものは処分対象にして、食器棚の一番上をからっぽにするぐらいの気持ちでいてほしいと伝えておりました。

「東北地震では、本が降ってきてケガをしたって聞くから、いらないのは処分したら?」

本もそう。ま、実家は本というよりアルバムですね。
私は過去より未来をみたいから、厳選した写真を残して処分していいよって伝えました。
私の子供の時の写真はね。
でも姉は逆。
姉と父はホント、捨てられない人!
写真も捨てるな、食器も捨てるな、だけど自分の家にはいらないからここに置いておいて(姉)
父は私が言えばいやいやなりに動くけど、姉はずるくて捨てられないから実家に保管しようとします。
母のストレスの原因はこれ。
自分ちでいらないならいらないんだってー!!

いくら言っても、こちら(姉)も動かない人です。

幸い、私が帰省から戻ってすぐ、母は早速片付けをしてくれていました。
・食器は処分した

・アルバムは写真屋さんに頼んでデータにしてもらい、物は処分した
・パネル類は厳選して、かなり減らした
・本や棚の飾りは姉の家のが多いから、持ち帰らせた

それが完了した矢先の地震だった。
防災訓練がほんの数日前にあったそうだ。すごいタイミング!
おかげでこの地震で冷蔵庫や棚の扉があいたりもしたけれど、降ってくるものはなかったらしい。
冷蔵庫もカラに近いからね。
毎日、食べる分だけ近所のスーパーに買いに行っていたから。
TVがおとといの台風の影響で映らなくなり、壊れたということで昨日買い換えて昨日中に設置したそうだ。

 

そんなにTVみたい?って私が言ってたんだけど、母はなぜだか

「今日中に設置してくれないなら買いません!」

と言って、設置にこぎつけたらしい。

このこだわりも、母の直感だったのだろうか。

しかもちょうど型落ちが出る時期で、とても安く買えたと喜んでいました。
そのおかげで、業者さんがTVがずれないように設置してくれたので事なきを得た。

いやはや。

準備万端でしたね。

 

父も母も戦後まもなく生まれた。

物がない時代をどう過ごせばいいか知っている。

そのせいか、この非常時にもノンキなものだ。

 

姉家族は、親が苦手なネットを駆使して生きる世代。

それをフル活用して親を助けてくれているようだ。

 

私は埼玉で今、みんなの近況を聞いて集めて仲間たちに共有できるようにしている。

嬉しいことに、すっかりご無沙汰して、年賀状だけの付き合いになった友人たちからも

「ご実家大丈夫?」

と朝からたくさんのメールをいただいた。

ああ、友達ってありがたいなと、しみじみ思いました。

何年も会わなくても、心はちゃんとつながってたんだなって。

実際私も、苫小牧の仲間に頻繁に連絡はしないけど、やっぱり真っ先に安否確認をしたのは身内以外でこの人たち。

会えなくても離れていかない関係って、自信があるんだろうな。

でもいざとなったら、きっと最強のつながりを見せ合う仲間たち。

ありがたい。本当に。

 


さて、我が家も改めて見渡してみた。
物は減らしているし、食器も捨てようと移動してあったからたぶん被害は最小限。
ただ、不足も多い!
今日は我が家の防災訓練だと思って買い出ししてきます。
*カセットコンロのガスボンベ
*インスタントラーメン系
*缶詰
*ガソリン
*無洗米

あとやることは
*現金をおろしておく
防災頭巾がクローゼットに入れっぱなしなので、子供部屋の手の届くところに置く
*お風呂の水は残しておく
*ソーラーライトの設置

そして初挑戦ですが。
レンジが使えないと想定して、冷凍ご飯をガスで解凍してみようと考えていました。
なかなか実行に移せなかったので、今日チャレンジしてみます。
おにぎり型のタッパみたいなのに入れているけど、今後はラップの方がいいのかな?

今はこうしてPC使うにも電気を使っているけれど、今日は北海道の家族と同じく
電気、水がないと思って生活してみようと思います。

 

苫小牧市、断水だとボヤキメールが届きました。(AM10:45)