続・ミニマリストになりたくて

ミニマリストを目指した数年前のブログを、時を経て「学んだ私」が書き直していきます。

選挙結果

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昨日登校したら

 

8時に結果が貼り出されるぞー!

 

との声が聞こえたらしく、群がる生徒。

無事、娘は

 

副会長に当選!!

 

票数は出ません。

会長は最近仲良くさせてもらっている女子の先輩。

男子の候補者を破っての当選です。

 

書記候補で落選した子は、一人でよく頑張っていたそうです。

推薦者が頑張ってくれないから。

だってやりたくもないのに、友達は押し付けられた形の推薦者だからね。

入学して半年。

性格の卑怯さが1年に浸透しているので、厳しい結果となりました。

これは自業自得。

ただ立候補するって勇気がいることだし、そういう面では立派だと思います。

 

落選を知り、号泣の末、気分が悪くなり早退したらしいです。

なんか、かわいそうだな。

 

もう一人、娘に負けて落選した子は、泣いたけど下校の時にはケロッとしていたようです。

 

話を聞いて一番気の毒なのが、当選したのに、落選者と同じクラスの子。

喜べない。そんな空気じゃない。

クラスは泣いてるのが二人もいるし、居場所がないと廊下に出てきて娘と話していたようです。

 

選挙ひとつとっても、やり方を工夫しないと厳しいねって思うのが、落ちた人たちの選挙活動でね。

 

とにかく大声で自分の名前を言っていた人は、うるさがられて耳を塞いで通られたり。

 

立会演説で抑揚のない話し方の人は、まさかのクラスメートが聞かずに寝る!とか。

切ないです。

 

片や娘と娘の推薦責任者は、マジメ、勉強家、戦略家タイプ。

当然、文面は二人共丸暗記。

いかに人を惹き付けて話せるかの工夫もするし、少し人と違う感じでインパクトを残そうということも考える。

うるさすぎず、しつこすぎず、周りの出方とその反応を見極め、毎日自分達の活動方法をアレンジしていた。

推薦人を厳選してよかったーと、つくづく思いますね。

 

壇上での討論会。

質問コーナーで「これこれこーゆーことが自分にできると思いますか?」

という問いには、みなさん保険をかけつつ

 

「できるかわかりませんが、精一杯頑張ります!」

 

という回答。

最後の回答者の娘は

 

「はい、自分にはできると思います!」

 

と言い切ったらしい!

我が子ながらすごい度胸だ。

三年生クスクス笑っていたらしいけど、軽蔑と言うより面白いやつだなという笑いに見えた、と言ってました。

 

これがどう結果に転ぶか怖かったけれど、結果オーライで助かりました。

まあ言い切る人は女子だとなかなかいなそうだし、「あの、できますって言いきった1年」でインパクト残せたよね?

 

中学の選挙って自分は立候補したことないし、興味もなかった子供だけど、裏ではこんなにドラマがあったのねーと、会長やってた友達を思い出しました。

あの頃って頭のいい人が会長ってイメージだったからなあ。