続・ミニマリストになりたくて

ミニマリストを目指した数年前のブログを、時を経て「学んだ私」が書き直していきます。

執着を手放して気づいた。人は人に期待しすぎているし、自分さえ頑張ればいいのか?

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最近仕事のペースを抑えつつ、母に相談していました。

今の仕事についていることの将来性とか。

 

母は霊感が強い人で、普段雑談していても、ふっと

天の声?みたいなのも交じってきて、会話が続行します。

感覚的には、突然中継が入りました!みたいな感じ。

まぁ私も慣れっこなので

「で?天の声の意見はそういうことか」

と参考にして生きているわけですが。

 

天の声いわく。

私が子供の将来に役立つかも、と思っていたから勉強しようと、それができる仕事を探していたことについて。

 

「時代がガラっとかわる。今重視されているその仕事を学んでも、子供が就職活動する頃にはまるっきり無意味になる。」

 

まじか・・・全身の力が抜けましたね(笑)

母にも「誰のためとか、先のこととか考えなくていいから、ただ気楽に今この瞬間を楽しむことだけ考えて生きなさい。」

と言われまして。

 

肩の力が抜けて、ある意味すっかりいろんなことに執着しなくなってしまいました。

職場でも何かを求めずに

空いている時間家にいるのがもったいないだけ、のつもりで働きなさい、ただ楽しみなさい。

そう言われて、ものすごくまわりが見えてきました。

ものの見方が180度かわるってこういうことかって、今回実感してます。

 

職場には

とにかく負けず嫌いで努力家で、仕事ができる人がいます。

すごいなーって思ってみていたけど。

最近すごくカリカリしてるし、手際がいいけどその手先に怒りを感じるというか(笑)

その人は成長すればするほど、期待されて休みがなくなっていました。

疲れてるんだろうな。休みたいけど、期待されないのもイヤなんだろうなって感じました。

口調もだんだんきつくなっていて、ついに他のパートさんへの不満が出始めました。

とりあえず社員に言っていたけど。

作業しながら聞き耳をたててしまったんですが・・・

どうやら

「自分はこんなに考えてやってるのに、こっちのペースを見ないでバンバンやられても困るし!」的な。

バンバンやるっていうのは、文句言われているパートさんが、自分の持ち場に必死で遅れないように頑張っているだけなんです。

だから確かに相手のペースまで考える余裕はないと思うし、そこまで求められてもきついです。

 

能力の高い人は、自分のレベルを基準で考えるからほかの人のことを「レベルが低いな」って思って不満なんだろうけど、じゃあみんなのレベルがあなたに追いついたら楽しい?

きっと楽しくないと思います。社員ならパートが育ったと楽しいだろうけど、同じパート同士なら危機感につながる気がします。

もし偉そうに指示とかしたら、カチンとくる人もいるだろうし。

シフト減らされるとか、ポジション奪われるとかも思うんだろうし。

で、ぎくしゃくしそう~。

 

自分はすっかり欲がなくなったので、目の前の仕事を淡々とこなしながら

「これだけやって〇〇円もらえるってことか。家でいつもならPCいじってる時間が〇〇円にばけた。感謝だわ~」

と感じて幸せな気持ちになれました。無理してるわけじゃなく本気で思えました。

そして文句を言われていた側のパートさんから

 

「〇〇さん(←私)の後の時間にシフトで入ると、すべてが完璧に準備されていていつも安心して働けます」

 

って言っていただけました。

そんなふうに思われているなんて全然気づかなかったし、やるべきこと淡々とこなしつつ、確かにどうやったらもっと効率あがるかな?と地味な工夫を続けておりましたが、それは仕事っていうより楽しんでいただけの感覚だったので嬉しい驚きでした。

そして言葉に出して伝えてくれたその方に、感謝の気持ちでいっぱいになりました。

今までどおりガツガツ働いていたら感謝できたかな?自分。

もしかしたら

「当たり前じゃん、それぐらい普通やるでしょ。」って感じたかもしれない。

そして相手にそれを求めたかもしれないな。あぶないあぶない。

 

そんなことを考えた昨日、タイムリーに息子も同じような課題を抱えて帰宅しました。

 

怒りで泣きじゃくっているので、何があったのか聞いたら。

Aチームの人は頑張ってやりましょう。

Bチームの人でAに入って頑張りたい人は参加していいですよ。

参加しないBチームの人は、一生懸命応援しましょうね!

という出来事がありました。

BだけどAに参加した息子。能力は低いけどチャレンジしたかったからと。

でも応援チームの一部がふざけてちゃんと応援していなかったから、先生がキレた。

Bチームだけ残れ!と言われ怒られ、下校が遅くなったと。(息子も所属はBなので)

 

どうして怒られているかわかるやつ、手をあげて!

と言われ、何か言わなきゃ帰れない状況だし、息子が発言しました。

「ふざけていたやつがいたから」

そう、息子の本音です。

オレは精一杯頑張った。だから怒られてるのはオレは一切関係ない!という言い分。

でも先生はこの意見に、ウンともスンとも言ってくれず。

明日までの宿題だ。考えてこい!

 

と。この結末に息子はキレていたんですね。

職場のできる人もきっと、息子と同じような気持ちなのかなって思ったんですよ。

まぁこの人は怒られてはいないけど。

 

そして帰宅したお姉ちゃんにグチった長男は、姉に先生の気持ちを説明されていました。 

同じように5年生の時に、理不尽だなあって思いながら考える機会を何度も与えられたので、今は先生の意図がわかっているんです。

娘がいうには

 

先生は頑張ったあなたを怒ってはいないでしょ?

でもふざけたやつだけが悪いっていうことじゃないでしょ?

じゃあ周りで見ていた人は何をしていたの?

注意したの?一生懸命応援しようよって声かけしたの?

そういうことをできるようになってほしいから考えろって言ってんだよ。

あなたは自分さえ頑張ればいいと思ってるけど、あと一歩先を考えられないと

6年生を任せられないってこと。

 

2年前くらいに、ずっとこんな話を娘から聞かせれてたなー(笑)

先生はよく「今の子は主体性がない。主体性を持てる子供を育てたい」

って言っていましたね。

娘は5年生で、先生から結構なムチャブリとも言えることをさせられていました。

仕事で例えるなら

マジで使えない人をあずけられて、そいつを使いこなせないのはお前が悪い!みたいなこととか。みんなは仲間外れにしてイジメて終わっていたから。

 

でも使いこなすヒントは何度もなげかけてくれていました。

それにどう気づいてどうこなすか、娘はすごく苦しんでいましたが、私も相談にのってアドバイスして、この課題をクリアしました。

 

そんなことが何度かあったおかげで、今や真のリーダー格に育ってます。

真のリーダーは自分のことだけじゃなく、周りを見ろ!使えない人を責めたり排除するのではなくて、どう使えばいいのか考えろ!

これを叩き込まれた高学年時代。

結局娘が先生の期待通りそう育ったおかげで、学年全体が底上げされたんですね。

そう考えればいいのかって、先生に言われるより、できている子の口調をマネしだしたり、行動をマネしだしたり。

 

だから今の5年にもそこを先生は言いたいんだろうし、息子が娘ほどではないが、リーダー的な位置づけにいる。

息子よ、もう一息だ。がんばれ!

 

期待されてる、そのできるパートさんも。

彼女によって職場全体が底上げされるのか、私たちが排除されていくのか。

どうなるのかな~って、ひとごとみたいに見ている自分がいます。

 

そしてそして同じ日。

この日の運勢の流れってこういうことに気づく日なの?って不思議なぐらいだったけど。

 

いつもつるんでいるママ友が、仲のいいグループが集まって遊ぶ約束に自分だけ誘われなかったと。

その一連の流れが、子供も気が付くし、傷つくし、いったい何なの!?ってすごく親子で怒ってて。

バレンタインだからチョコを用意してくれてたんだよね。

私は仕事だったから、幼稚園お迎え遅くて会えないから今朝もらったんだけど。

他のメンバーには渡す気が失せたと。(でしょうね)

 

他の誘われた人たちは、全然仲間外れにする気もないみたいで。

ただ人の家だから勝手に誘ったらまずいかな?っていうだけみたい。

うちは誘われたけどあまり関わりたくないから、パスしたんだけど。

傷つく気持ちもわかるし、モンモンとする気持ちもわかる。

でも、誘われるのを黙って期待して待つより、仲良しグループなんだから

「娘も行きたがってるんだけどダメかな?」

って聞いちゃった方が、おかしな関係にならない気がするんだよね。

聞きにくいのもわかるけど、推測で嫌われてるとか思って、勝手に相手を恨んだりとかお互いイヤだもんな。

誘わなかった主催者のママは、悪気はなくても変な線引きを何かとする人だから、それだけだと思うんだけど。

 

とまぁ、自分も何かと関わっているんだけども、上から全体を見ている感じであっちの気持ちもこっちの気持ちもわかるわ~って思う日でした。

 

みんな、人に期待しすぎてるんだよ~。

誘ってほしい

もっと頑張ってほしい

気づいてほしい

 

期待に応えたら、もっともっとと期待は大きくなってしまう。

エンドレス。

期待に応えられなければ、がっかりされる。恨まれる。

 

だったら。

今ある状況に感謝して生きたほうがいい。

いろんな本にそう書いてあるけど、今なら理屈じゃなくわかるわ。

自分がその方が楽だし、おだやかで優しい気持ちでいられます。

 

決して向上心をなくして生きるとか

何も望まないで生きるべし

と言っているわけじゃないですよ。

ただ、必要以上に頑張ったり、自分の何がだめなんだって責めたりしないで

一歩引いて物事を見ることができたら

感謝の気持ちがわいてくるのかもしれません。

 

そう思って家族に感謝の気持ち。

家事を手伝ってくれる、働くことを許してくれる、ママダイスキって言ってくれる。

 

バレンタインだけど、家族みんなで食べました!

 

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