続・ミニマリストになりたくて

ミニマリストを目指した数年前のブログを、時を経て「学んだ私」が書き直していきます。

なるほどと突き刺さった言葉。

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今、この本を読んでいます。

 


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著者の小学生時代は、うちの長男にかなり近いです。

 

しかしながら、著者は

中学受験

ラサール高校

東大

そして弁護士

 

という道を進みます。

努力できたのは、小学5年生の頃の挫折体験のようです。

 

中学受験する気もないが、親に言われて受けた模試でまさかの!

 

合格可能な中学校なし

 

という結果。

地元の中学に進むつもりだから別に、とも思うのでしょうが、さすがに

 

あなたの学力じゃどこの私立にも入れません!

 

と断言されると悔しかったそうです。

 

この悔しさが彼のやる気スイッチになったのでしょうね。

やはり悔しさがないと、なかなかやる気は出ないものなのかな。

 

長男、もうすぐ漢検です。

たいして頑張らないくせに、のらりくらりと合格を手にしてきました。

が、さすがに今回は厳しいと思っています。私は。

 

ここでうるさく言わずに本人に任せて、落ちた方がスイッチが入るのか?

 

やりたくないのに、とにかく必要である英単語、漢字はやらせているが、それはいいことなのか?

 

自主性に任せたらゲーマーになると思うが、私は過干渉なのか?

 

正直、いつも長男に関してだけは悩んでいます。

 

でも、受験を決めたのは一応、返事をしたその瞬間の息子です。

笑えたのが、英検が受かった時に気を良くしており、勢いづいてその時は漢検の勉強も自らしました。

 

オレって神〜!

 

とか言いながら、無敵な気分だったのでしょう。

でも、翌日には漢検が苦痛になっていまして。

パパに

 

じゃあなんで受験するなんて言ったんだ?

 

と聞かれ。

息子の答えが

 

 

その時は、漢検受かってやっぱり嬉しいから、次もやれるかもって思って。受けるって言っちゃったんだよ。バカだよ、いっつもそう。なんでそんな余計なことを自分は言ったのか後悔しかない。

 

 

だって!

ウケたー。親の思うツボに、ハマってましたね。

 

小さな成功体験を増やしてあげたくて。

あと、無理矢理でもやらせておけば、やはり知識としては残るし、少しは自信もつくかなって思っていました。

 

そして、この本を読んでココロに残った文があります。

私のやり方、ブレそうだったけどこのまま突き進もう!と決心できた言葉。

 

それは

 

 

 
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「一度も覚えていない」のと「覚えたけど忘れた」は天と地の差である

 

どうせ忘れるなら、やらなくても同じじゃん?と、漢検に受かった級の学校のテストで、散々な結果を見たときに正直感じました。

情けなくて、私が導いている努力が無駄な気がして切なくて。

 

でもこの本には

 

学問がその人に効果を発揮するのは忘れたあとなのです

 

と書いてありました。

救われた気分です。

 

確かに子供の頃の百人一首、覚えてるしな。

忘れてるけど、好きだった句はすぐに思い出せるし。

そういうことか。

 

息子にも、やらなきゃいけない理由をクドクド言うより、とりあえず暗記しておこうって伝えようと思います。

 

おバカにみえても、何かの折りには

 

それぐらいオレはわかるぜ?

 

百人一首でも、部首でも、四字熟語でも、何かしら答えられたら、周りの見る目も変わると思うし、自信もつくだろうし。

 

検定が全てではないけれど、わかりやすいゴールが必要なので、このまま頑張らせていくことにします。