学校の英語の授業参観に行ってきました。
将来就きたい職業と、その理由を英語で発表するというものでした。
英語力は、習っているかどうかで顕著に差があります。
発音がすごくいい子。
文章にひねりがあって、英語力を見せつけてきた子。
でも私はそこを見に行ったわけではありません。
勉強は本気で学べは追いつけますから。
発表するときのプレゼン力みたいなものを知りたかったんですねー。
英語を学ぶ理由は何なんだ?
と考えたら、英語はツールであって。
それを使って何をするかと考えたら、仕事で言えば交渉だったり、先生だったりするわけで。
結局、相手にどう伝えていくかが大事なのよね。
ALTの先生も、アイコンタクトで、大きな声で、などに気をつけて発表するように言っていましたが、いやー驚くほどみんな出来ない!
- プリントをひたすら見て読む子(文の合間に顔を上げてもいいのよ?)
- 将来の夢の話をしているのに、つまらなそうに読む子
- 声が小さすぎて聞こえない子
- 読み終わっていないのに、プリントを提出しようと歩きながら読む子(これ多かった)
などなど。
恥ずかしいから、さっさと終わりたいから、など気持ちはわかります。
でも、英語で
みなさん、私の発表をきいてください
と先に言ってるわけですよ。
定型文だとしてもね。
だったら、読み終わるまできちんとやりなさいよ!
そう考えると、わが息子は人前で何かを言うのは、緊張するけど慣らされてきているおかげて、ドキドキを隠して頑張れるようになりました。
はっきり明るい大きな声で。
みんなの顔をちょくちょく見ながら。
最後の一文まで言い切ってお辞儀をして終わりました。
地味に英語を間違えておりましたが、気になりません。
堂々としているから、他の人は気がつかないかもしれません。
これが嬉しかったですね。
プレゼン力は大事!
言われてなかなかできるものじゃないんだなと、6年生30人近い発表を見てわかりました。
頭ではみんなわかってるはずですから。
そしてもう一つわかったことは、英語が出来る、出来ないじゃなく、自分に自信のある子は
前を向き、大きめの声で、わからないことを恥ずかしがらずに
発表していました。
たいてい、スポーツができる子たちでした。
頭脳の優等生タイプたちは、確かに文章も発音もいいんだけど
こっちが聞こうと思えない発表です。
勿体ない!
どんなにいいことを言っても、聞いてもらわなきゃ意味がないのよ。
そこんとこをイマドキの子供には学んでほしいですね。
偏差値や知識に偏ることなく。
将来どんな力が必要になるのか、自分でしっかり想像してほしいなと思います。