私の母も、亡き祖母も散らかっているのがキライな人です。
モノの指定席を決めていて、停電でも地震が来ても探せるように・・・という育ち方をした人なので、その子どもの私も片付けはスキです。
ですが、母は片付いているけれど、モノが多い。
使いもしない大量の鉛筆や消しゴム、クレヨン、紙袋ほかモロモロ。
でも私がしょっちゅう電話で、
あれ捨てた、これ捨てた、いやぁスッキリ!
などと話すものだから、火がついたらしい。
そして気づきました。
母が処分できないでいるモノたちは、私と姉の思い出が詰まったモノや、私たちのモノ。
本人、そんなものあったっけ?って感じですけど、実家にあったようです。
捨てられて困るものは一切ないので、本人がいいって言ってるんだから処分してね。
と伝えたらスッキリしたようで、
「じゃあ捨てさせてもらうね!」
と処分を始めました。
レコードまであります(笑)
思い出の品は、年数がたつほど捨てにくくなる気がします。
早めに残すのか処分か決めていかないと、思い出に埋もれてしまう・・・
過去より未来より
今を生きないと!
親になって感じることは、もし今ポックリ自分が死んだら、子どもたちは私のモノをほとんど捨てたがらない気がします。
そして死んだ私にしがみついて前へ進めなかったり、散らかった部屋になっていく・・・
なんとなく想像がつくので、今のうちに自分のモノは身軽にしておこうと思います。
そしてそれは逆もなのかな・・・と。
もしわが子がいなくなってしまったら、らくがきひとつ、捨てたくない自分になってしまうのではないか。
そう思うと・・・
やっぱり元気にケンカしているうちに、モノは減らしておきたいと思います。