ハマっている中学受験マンガ。
今回は6年生の夏休み。
勝負どころの回でした!
同じ塾の他校の生徒と一緒に受ける合宿での授業。
自信をなくしたり、逆に燃えたり、イロイロ。
これを読んで勉強にやる気が出ないやつはいないって!
と言って、娘も受験を思い出し、猛勉強を始めました。
期末テストで絶対上位に入りたい。
いや、というよりは。
あの合宿でどうしても勝てなかった他校の王者が、今の友達、部活仲間。
中学に入ってからも抜かせません。
あの頃も今も、かなり彼女を追い詰めるところまでいるのに抜かせない。
彼女も娘の存在にあの頃からビビっていたそうです。
絶対気を抜けない、ケアレスミスも命取りの相手。
いいライバルだったんだろうね。
この本には受験する気はないけど
- 学童にも行けない
- 親も働いていて子供を見れないから心配である
- 拘束時間から長いからあずけている
というリアルな内容もありました。
受験しないなら普通の小学生に戻してあげたら?と思う新米先生。
普通の小学生の生活って何?
サッカーしたり、友達と鬼ごっこしたり?
確かに昭和はそうだったかもしれないなー。
でもイマドキの子は
- 公園に集まってゲームやカードゲーム
- 公園で騒ぐと怒られる
- ゲームがないと遊んでもらえない
うちの近所もそれに近いわ。
幸い3人兄弟だし、近所の仲良しもゲームとか興味ない子達だから、昭和モードで遊んできました。
木登り、サッカー、バスケ、草花で理科実験的な遊び。
恵まれていたな。
公園に次男がサッカーボールを持って毎日行くんだけど。
一緒に遊ぼーってくる子どもたち、高学年ですら恐ろしくボールとの距離感がわからないみたいな動きをします。
アメトークの運動神経悪い芸人バリですよ。
ヘディングしようとかまえてるけど、遠すぎて地面につきそうだったり。
そこまできたら足で蹴ろうぜ(笑)
って、うちの旦那も呆れ顔。
これが今の子の普通なのか?
ならば我が子は恐ろしく運動神経がいいという枠に入るけど、そんなんでいいのか?
と、イマドキの子供達に不安だらけでしたよ。
お勉強や習い事はたくさんしてるんだよね。
いろいろ優秀なんだろうけど、遊びを生み出したり、道具やブランドに頼らずに友達を作ることが苦手な人が多そうだなー。
長男もこの本が大好きです。
彼には、私が勉強しないとどうなるかとか言うより、マンガの塾の先生の言葉の方が響くだろうなと思っています。
例えばここ
受験しないで地元の中学に進んだとしても。
の答えがこれ。
息子には突き刺さる言葉ですね。
これが現実。
親が言うよりキキメありますわ。
点数をつけられて生きていくんです。
競争社会に突入するんです。
幼稚園の頃なんて、順位をつけたらクレームが付く勢いだからゆるかったし。
おゆうぎ会なんて主役が何人いたんだか(笑)
この本のおかげで長男も思うところがあるのか。
高校受験に向けての話を、ちゃんと聞いてくれるようになりました。
ありがたい。
いかに早い段階で、受験を「自分ごと」としてとらえられるかが大事なんだよね。
うちの娘は入塾が遅かったから心配だったけれど、スタートの時点で完全に「自分ごと」だったから勢いよく進めたのかな。
ああ、マンガだけど誰が受かるのかな。
ドキドキしちゃいます。