続・ミニマリストになりたくて

ミニマリストを目指した数年前のブログを、時を経て「学んだ私」が書き直していきます。

一流とは?

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ひとりの時間がたっぷりあるので読書をしております。

 

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この本は

偏差値エリートではなく、主体的に自己実現する力を育む方法

 

が書かれています。

私は偏差値のいい子にしたいわけではなく、まさしく

自己実現する力

を我が子につけてほしいと思っていますので、楽しく読ませていただきました。

まさしく私が子育てで望む方向性とピッタリの内容で驚きましたね。

この内容を忘れずに子育てを頑張りたいと思います。

 

第一章「主体性を最大限に伸ばす」

 

何でも自分で決めさせよう。

でもそれは放任とは違う。助けすぎずサポートをしたり、目標を設定させようということです。

 

これは、わりと出来ているかなと思います。

習い事も金銭的、時間的に都合が合えば好きなことをやらせているし。

 

クラスの代表だったり生徒会だったりやりたいことがあれば、応援する立場でアドバイスはしています。

 

おかげで、失敗を恐れずガンガン挑戦する子供にみんな育ってますよ。

 

第二章「視野を広げ天職に導く」

 

子供の視野と選択肢を広げ、勝てる分野で才能を伸ばそう。

そのためには、読書を習慣にさせたり、自分から興味をもったことは応援しようということです。

 

これは子供によるのよね、難しい。

娘は負ける勝負をしないから、勝てるところでガンガン目立つ人。

主にスポーツですね。

 

長男は誰かに勝てる分野がなくて、その種まきに苦労しました。

あれこれ親も頑張り、芽が出たのが

歴史好き、プログラミング

ですね。

歴史は自分からどんどん本も借りて学んでます。

そこから古事記文学史にも興味が出てきたから百人一首も覚えるかもなー。

 

第三章「やり抜く力、グリッドを育む」

転んでも諦めない人が結局成功するのだ。

親は、子供のモチベーションを上げるために挑戦させる。

子供の応援団になる。

子供に期待を伝える。

本気を確かめて投資する。

などがあげられました。

 

私は失敗は小学生のうちに山ほどしておきなさい!と言ってます。

失敗するということは、挑戦したということだから。

まだせいぜい10代前半にして、守りの人生なんてつまらんわ!

だから、子供が何かやりたがったら、全力で自分のことみたいに私も必死でやってます。

頭フル回転してね。

目先は息子の応援団長、娘の留学(選ばれた場合のために資金稼ぎ)などでしょうか。

中学受験も、娘の本気を確認したから投資しましたしね。

親に言われて、じゃ受かりませんから。

 

第四章「一流のコミュニケーション能力を磨く」

 

意見、価値観、考え方、事実認識の違いを超えて信頼関係を構築する能力をつけよう。

 

これは

いろんな人の集まりである社交場に参加させたり

子供と議論したり

感謝や相手の立場に立って考えること

などで身につくようですね。

 

私の子育ての最大のテーマがこれですよ。

コミュニケーション力

 

特に娘は本当にいろんな友達に絡まれたり、慕われたり忙しかった。

嫌がらせや言いがかりを言う人にストレスを感じていた娘に、私は

 

多分あなたに嫉妬してる証拠だよ

多分仲良くなりたいんだよ

多分あなたのカリスマ性にビビってるんだよ

 

と、大人から見ればわかりやすい子供の行動や発言。

やられている当事者にそんな余裕はないだろうけど、相手の立場に立つとそういうことだと思うから。

気にしすぎない、スルーする。

でも娘にこれだけは特に言いました。

中途半端にすごいというレベルは、追いつけそうと思うから相手も腹が立つのだから。

圧倒的に強い人になれ!

と。

勉強で張り合う気は本人も周りもさほどなく。

リーダーシップとか、友達からの人気とか、何かと代表に選ばれることにケンカを売られていたのでそこの部分で最強になれと。

 

そのためには

悪口を言わない、ケンカに乗らない、仲間はずれにされている子は自分のグループに誘ってあげたり、声をかけてあげたりする。

そんな器の大きな人になるよう教育しましたよ。

おかげでいろんな親に感謝されて、お礼を言われました。

でも娘は何をしてあげたという記憶もなく。

自然とやっていたようでした。

素晴らしい!

 

第五章「これで自分から勉強するようになる」

 

ポイントとしては、強い知的探究心を子供に芽生えさせること

 

ということなんですね。

これが難しい。

ただ、勉強は強制してもだめ。

動機づけが大事なんです。ビリギャルも同じことを言ってましたね。

しかしながら、周りが勉強する人の集まりならば、やはり流されてやるようになるみたいです。

 

確かに娘も学校のみんなが当たり前にすごく勉強するから、おいて行かれまいとやりたくなくてもやりますよね。

環境は大事だなとつくづく思いますわ。

でも一番のお手本は親。

親が勉強したり、読書する姿を見せ続けることが大事ですね。

 

第六章「勉強以外の勉強をさせる」

 

テスト勉強より、しつけが大事ということです。

まっとうな金銭感覚

芸術に触れること

思いやりなど。

 

ふと思いだしました。

娘が1歳の頃。

ディズニーの英語システムをやらせたくなりました。

もう1歳になってしまった!遅れをとってしまった!と焦ったんですね。

英語ができるには少しでも小さいうちから、なんて記事を見かけたりして。

あの頃の自分は冷静さを欠いていたなと笑えますが、一人目って親も母親初心者でなにが正解かわからないまま突っ走っているんですよね。

で、母に相談したら一喝されまして。

 

まずは人としてきちんと育てなさい!

 

と。あれで目が覚めましたね。

挨拶や、食事のマナー、感謝するココロ。

イロイロ教えてきたつもりです。

当たり前のことをしっかりと。

間違えてなかったなと、今本当に思います。

 

学力はともかく。

我が子はみな、きちんと挨拶もできるし、思いやりもある。

困っている人は放っておけないし、イジメも興味がない。

うん、満足しています。

 

第七章「無償の愛情を感じさせる」

子供と相方向で、信頼と愛情が伝わっているかな?

そのためには

 

プラス思考で明るくおおらかに育てよう

他の子と比べない

子供の非行には執念で向き合う

 

もちろん愛してますし、だからこそ口うるさくもなるのですが。

愛情の感じさせ方を間違えてますねきっと。

もっと、アイ(私)メッセージで伝えられるように自分を訓練しなくちゃな。

 

 

以上です。

 

祖母の教育方針がこんな感じで、その娘(母)に育てられた私はそこに自分の経験値も入れて、さらに進化させて自分なりの子育てを頑張っているのですが。

 

私は我が子を一流に育てようとしていたんだなと。

私の子育てのゴールはそこなのかと。

こりゃ頑張らなくちゃ(笑)