続・ミニマリストになりたくて

ミニマリストを目指した数年前のブログを、時を経て「学んだ私」が書き直していきます。

あったかい声かけをしていこう

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昨日ドラッグストアに行ったら、私の前にレジにいたおばさまが、レジの若い人に

 

大変ね、頑張ってるわね

 

って声をかけていました。

ほんと同感!

ただ、その言葉をすっと言えるそのおばさまが、とても素敵だなと思いました。

 

知り合いになら言えるけれど、なかなか。

出来そうで出来ないことかもな。

でも言われた方は、絶対嬉しいよね。

ドラッグストアの店員さんは感謝より、お客様のクレームの方が多そうだし。

 

私も昨日仕事に行ったら、社員同士忙しすぎてすごく殺伐としていました。

他のパートさんも、つられるようにみんなバタバタして笑顔もなくて。

 

この流れを止めなくては!

 

という使命感が働き、行動はできる限りスピーディーにしましたが、あえてゆっくり明るい声で話しかけました。

 

だんだん私に対してはみんな、いつもの落ち着きを取り戻していきましたね。

 

相手のペースにハマるのは余裕がないからだと思うので。

私のペースに巻き込んでみましたよ。

 

忙しいと相手のミスを攻め合ったりで、余計険悪になっていましたが、ミスしちゃうのも余裕がないからなのはわかるから。

 

上司が真剣な顔をしながら、

 

いつもとやり方違うけど、こんな時だからこっちのやり方で行くから!

 

と私に指示した時に、ドリフのコントか!と思うようなコテコテのミスを、私の前でしたんです。

私、爆笑しちゃった!

すぐそのフォローはしましたけどね。

上司は責められなかっただけに、すごく下手に出てきて、謝り続けて。

そこから力が抜けたのか

 

朝急ぎすぎてコンタクトしてなくて。

目が見えてないからさっきもミスしちゃって。

 

と語り始めました。

仕事が落ち着いた時に、上司の苦労を労いつつ話を聞き出しました。

そしたらすごーく苦しんでいました。

 

どんなに考えても、何が正しいのかわかりません。

僕はどうしたらいいんでしょうか。

 

と。

そりゃ大変だよね。

コロナの事で国自体が迷走してるんだから。

 

パートも私もみんな、何が正しいかは今はわからないと思うよ。

みんなパニクってるから、上に立つ人は風当たりが厳しくなるとは思うけど。

みんなもどーしていいかわからない、決められない。

でも決められたら、その答えに反発もするでしょう。

不安があるからね。

自分の立場でしか考えられなくなってるだろうからね。

 

と伝えました。

 

僕は会社のことを考えつつ、パートさんにとっての最良の方法がわからないから、自分たちでどうするか決めてくれ!って言ったんですけど。

 

なるほど、そーゆーことだったのか。

可哀想に。みんなは悪い方に捉えちゃってるわ。

彼は言葉が下手だから、良かれと思ってもいつも空回りしてるんだよねー。

相談相手も近くにいないんだろうから、煮詰まるだろうしね。

 

 

けど、あなたの言ったことは国と一緒じゃん?

自粛してくれていいけど、保障はないかもよ?

みたいな。

しかもキレ気味に感じ取れる文面でしたよ、私には。

だから、つい口から出ちゃいましたわ。

 

それ、国と同じじゃん。

 

とにかく、パートはお母さんなんだということを、きちんと教えました。

 

  • 仕事より家族、特に子どもが1番大事なんだ
  • 母がコロナになったら、子どもは登校できない、主人も働けないかもしれない
  • 子どもがイジメにあうかもしれない
  •  
  • 母が倒れたら家事は?子どもの世話は?
  • 会社のみんなに感染したら会社も、みんなの家庭もひどい目に合うことが怖い

 

などのリスクとパート代を天秤にかけてるわけで。

なら、休めよって男は言うんだろうけど。

 

そのまま今後もシフトが減らされたら?とか、

家に子どもとずっといても煮詰まるから、少しでも働きたい気持ちもあるのよ、女は。

そういうこと、教えてあげたら反省していました。

だからパートも答えが出ないんですよ。と。

 

外で働く男性には、わかりにくいのかもしれませんね。

これで少しは理解して、パートさんへの対応も柔らかくなってほしいものです。

 

最初に書いたおばさまのように。

 

相手の立場に立って物事を見る、という想像力を私たちはこんな時だからこそ!

身につけていきたいものだなと思いました。

そうすれば少なくとも

 

自分の周りには嫌な人はいなくなります!

 

自分が思いやりのある声かけをする人なら、そういう人を攻撃する理由がないもんね。

私はこの職場で、そーゆー潤滑油的なポジションでいなければな、と強く思いました。

平和に働くために。