続・ミニマリストになりたくて

ミニマリストを目指した数年前のブログを、時を経て「学んだ私」が書き直していきます。

オープンキャンパスに親も行く理由は?

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娘の大学選びでオープンキャンパスに付き合っています。

ある人からは

 

なんで親がついていくの?過保護じゃない?

 

と言われました。

きっとこの人なら、本当にただついて行くんだろうな。

何も考えてない。

 

私がついていく理由は子どもに教えるため。

 

・情報のゲットの仕方

・情報の整理の仕方(受験校の優先順位の決め方)

・A学部のために行ったが、そこで興味がわく別な学部に出合うかも

・学校のどこをみるのか。パンフレットはいいことしか書いていないから

・子供が気づかない面から先生に質問して、本音トークを引き出すため

・交通の便や費用、安全性など確認するため

 

などなど。

友達と行ったらきっと、ただ本当にキャンパスをながめて

広かった、きれいだった、学食がいい、とかそんなことになりかねない。

 

実際、オープンキャンパスに行ったときに体験授業まで時間があったので、キャンパスツアーに参加させました。

本人はあまり乗り気じゃなかったけれど。

 

でも

「キャンパスツアー参加すべきだね」

と帰宅してから言い出しました。

 

なぜ?と聞いたら

「短時間に全部を見せられないということは、学校のウリの部分を見せるわけじゃん?

なんでこの場所だけ長く時間取るのかなとか思ってさ。(そこ興味なかったから)

あ〜、この場所が他校とは違うウリなのかなとか、この魅力で学生を呼び込むのかなとか思って。」

 

そんなことを感じたようです。

 

 

そう!そーゆーことを私は気づいてほしいんてす。

相手がどう考えて、どう見せたくて、なんのためにそれを企画しているのかということ。

本質を見抜く力をつけてほしい。

 

朝早くからスタンバって、きっと何日も前から打ち合わせをして迎え入れてくれるわけでしょ。

 

高校生の自分たちが、受験したい中学生を学校公開でもてなすとしたら、どうする?

 

そう。

相手の立場に立って考える

 

それができれば。

わからなくても想像する努力をすれば、別な何かが見えてくるはずなんです。

 

仕事でもそう。

上司の立場に立って考えたら、そんなわがままは言えないはずなんです。

会社としてはこうなんだろうなとか、想像できたら、自分のクビを締めるような行動は取れないはずなんです。

むしろ、もっと戦略的に動けるはずなんです。

 

そーゆー、世渡り術というかなんというか。

自然と身につけてほしいなあという親心なんですよ。

その絶好のチャンスがオープンキャンパスなどの生きた教材。

 

集めた情報を分析、振り分けする力も大学選びで身につけさせたいのです。

それは、就職活動でそのまま役立つから。

やみくもに動かない、無駄に頑張らない。

効率的に動けるように。

 

同じことを中3の息子にもさり気なく教えています。

高校の説明会や体験授業、体験部活に行ってるのでどこを本命にしたいのか。

偏差値じゃなく、どこをポイントに選びたいのか。

説明会に行ったらどこを見るのか。

そーゆーことを教えたい。

 

でもまだまだ幼い。

自分の人生なのに、どっか他人事。

まあ、中3男子なんてそんなもんか。

なので、ガチじゃなくさり気なく伝えるレベルでおります。

 

こんなことをしながら。

自分が子育てで何を教えたいのか。

改めて自分で気づいているところです。